### 12/13(土)###
12:00 - 12:55 受付 (発表者は接続・動作確認を行ってください)
12:55 - 13:00 開会 / 原田 和正 (駒澤大学医療健康科学部)
=== 第1部 === 座長 濱田 敏正(日産化学株式会社)
放射線を目視で確認することを目的とし、水溶性カラーフォーマーと高分子ヒドロゲル化剤を用いた
3Dゲル線量計を作製し、γ線、重粒子線の照射と生成した発色体のゲル中での拡散評価について報告します。
本研究ではフェノチアジン系カラーフォーマーを用いた
目視で放射線を検出できる色素ゲル線量計の開発を目指しています。
本研究では人体と環境に負荷の少ない水を溶媒として、フェノチアジン系カラーフォーマーと
L-リシンヒドロゲル化剤を用い、安価で簡便な放射線検出のための線量計の開発を目指しています。
本研究では放射線により進行する酸化カップリングを応用して、安価で簡便な線量計の開発を目指しています。
14:00 - 14:15 休憩(調整)(15分)
=== 第2部 === 座長 渡邉 祐介(北里大学医療衛生学部)
ボーラス状ゲル線量計に紫外線を照射し,水を用いた読み取り方法で
線量分布読み取り時のアーチファクトを低減できるか検討した.
水を用いた読み取り方法の方がアーチファクトが低減したことが確認できた.
常温でアニーリングが進行するPVA-Iゲル線量計の開発を目的に組成と線量応答を評価した。
フルクトース量増加で感度は上昇したが自動アニーリングは起こらず、
ゲル化剤変更と保管温度22℃で4日かけて十分に消色された。
I-131による核医学治療を想定し、PVA-Iゲル線量計による線量分布測定を試みた。
111 MBqのヨードカプセルをゲル上部に設置して7日間照射を行い、ゲル線量計を光学CTで撮影し、
画像再構成を行うことで線量分布を取得した。
郵送によるPVA-Iゲル線量計の読み取りと解析を用いたDSA-VMATの三次元線量検証技術の確立に向け、
その線量直線性や個体間のばらつきなどの基礎特性を評価した。
今後は繰り返し照射による再利用性とDSA-VMAT照射に対する三次元線量検証の評価を行う予定である。
15:15 - 15:40 休憩(調整)・集合写真撮影(25分)
=== 第3部 === 座長 櫻井 良憲(京都大学複合原子力科学研究所)
BNCT照射場において正確な三次元線量分布評価を可能とする技術の基礎構築を目的に、
PVA-GTA-Iゲルと光CTを用いた線量分布測定法の基礎的検討を行った。
ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の品質保証の向上には、混在する中性子線とガンマ線を弁別することが重要である。
本研究では、空間分解能を高めるため2Dシート状ゲル線量計を積層して照射し、各層について線種弁別を試みた。
LET非依存かつ高感度なナノクレイ蛍光ゲル線量計を用いて、
BNCTへ応用可能性を検証するためホウ素添加ゲルの線量応答特性を基礎的に評価した。
封入容器を必要としない変形可能な蛍光シリコーン線量計を開発、基礎特性を評価した。
本線量計をシート状に成型し、湾曲や伸展などの変形を加えて2次元線量分布測定を試みた。
本研究では、励起光や蛍光の減衰などの観点から、大型試料の3次元データ取得に向けて取り組んだ。
16:55 - 17:10 休憩(調整)(15分)
=== 第4部 === 座長 武村 哲浩(金沢大学大学院医薬保健学域)
当グループで開発した光学CT装置のモーターを含むベースプレート構造を改良したため、
その概要と性能向上の要点を報告する。さらに改良装置を用いた今後の応用展望について述べる。
In-air readout 光学CTでは光の屈折により再構成画像に歪みが生じる。
講演では被写体内の光路を補正したサイノグラムの生成と再構成画像の評価について紹介する。
ゲル線量計を用いた生物化学的影響評価に向けた検討を目的とした
北里大学着任直後の研究の状況や今後の展望について述べる。
ホウ素中性子捕捉療法の研究のための培地浸漬型細胞照射法の実現に向け、
シミュレーションにより照射条件を最適化している。
今後、最適照射条件でゲル線量計の照射を行い、シミュレーション結果との照合により
妥当性を確認する予定である。
18:10 - 18:30 (移動)
18:30 - 20:00 情報交換会
### 12/14(日)###
9:00 - 9:30 受付 (発表者は接続・動作確認を行ってください)
=== 第5部 === 座長 臼井 桂介(順天堂大学保健医療学部)
多機関共同でポリマーゲル線量計を用いた放射線治療計画検証のワークフローを構築し、
MRI画質(特にSNRと空間分解能)が線量分布評価に与える影響とAI補正の有用性・課題を検討した研究
当院ではTomoTherapyを用いた全身照射(TBI)を行っている。
本研究では、頭側と足側のプランを照射したさいのつなぎ目の線量を
ゲル線量計を用いて評価を試みた。
本研究では、VIPETゲルにMgCl2を添加した線量計を用いて高エネルギー電子線の線量分布を測定した。
MRIを用いてDose mapを取得し、R50やRexは半導体検出器の結果と一致した。
出力が自動設定であるために線量計測が困難なハンドヘルド蛍光X線分析装置からのX線により
被ばく事故が発生した際の線量評価を、人体等価なiNIPAMゲル線量計で行う手法を開発した。
10:30 - 10:45 休憩(調整)(15分)
=== 第6部 === 座長 川村 拓(群馬県立県民健康科学大学診療放射線学部)
ゲル線量計の臨床導入には調製時間の長さや読み取り装置の普及が課題として挙げられる。
本研究は、ゲル線量計の調整時間短縮に向けたゲル線量計の調整方法に関する検討を行った。
三次元線量分布が取得可能なPVA-GTA-Iゲル線量計を用い、
腔内照射用アプリケータを挿入した状態でファントムを作製し,
小線源治療におけるQAの新たな手法としての有用性を検討した。
これまでにも治療における線量増感や低エネルギー領域測定のためゲル線量計に造影剤などの
高原子番号元素を含む化合物を添加する試みが報告されている。
本研究では昨年度に引き続き、ヨウ素造影剤とガドリニウム造影剤を
PVA-GTA-Iゲル線量計に添加し、その効果を調べた。
本研究では,抱水クロラールを添加して感度を増強したPVA-Iゲル線量計の基礎特性を評価した。
評価項目には,アニーリング特性,繰り返し特性,経時変化などが含まれる。
その結果,これらの特性はいずれも臨床応用に十分対応し得るものであった。
自作の光学CT装置を用いたPVA-Iゲル線量計の計測について,
自動撮影による投影像の取得から画像処理,三次元再構成までの流れを紹介するとともに,
三次元解析ツールの開発に向けた今後の展望や課題点を報告する。
12:00 - 12:10 集合写真撮影(10分)
12:10 - 12:20 閉会
第14回3Dゲル線量計研究会(12/13-14 '25)